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2012.02.28号
そろそろ春が近づいてきましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
寒い中での冬眠で、すっかり身体が固まった?
生活習慣病への近道カモ・・・残念!
それとも、
いつもと変わらず元気ハツラツ?
元気ハツラツの方に・・・拍手!
スッキリと晴れる日がまだまだ少ない中ですが、季節を利用して徐々にでも身体を動かしましょう!
今回は、
身体に含まれるミネラルについての復習です。
「最近、ちょっと調子悪いなあ~」
「体質が変わってきたかな?」
なんて感じている人は・・・ミネラル不足かもしれません!
適度な運動とともに、
栄養のバランス面にも配慮しましょう!
では、本文です。
私たちの身体は、色々な元素が集まってできています。
その中には、炭素や窒素・酸素・水素といった皮膚や体液・臓器の構成要素として使われる非金属元素があり、全体量の大半を占めることから「多量元素」 と呼ばれています。
この多量元素の水素や窒素は、水分・タンパク質・脂質・糖質などの有機物を構成しています。人間の身体が、60~70%程度は水分であることを考えると、酸素や水素の存在量が多いことは理解できます。
これら、人の身体を構成する水分や有機物を合わせると全体量の96%を占め、残りの4%程度がミネラルに相当します。
ミネラルの中でも、人間の骨格を構成しているカルシウムやリンは、体内に1%程度と、比較的多く存在します。
カリウムやナトリウム・鉄・亜鉛・マンガン・フッ素・ケイ素・銅・セレン・ヨウ素・モリブデンといったミネラルは、全体量の1%以下と非常にわずかしか含まれないことから、微量元素(ミネラル)と呼ばれています。
わずかしか存在しない微量元素ですが、人間の体の代謝や生命の維持などに深く関っていることから、生体必須微量元素とも呼ばれています。
ミネラルは身体にとって必須な栄養素ですから、不足すると欠乏症としてさまざまな症状や疾病となってあらわれてきます。
たとえば、
カルシウムやリンが不足すると、歯の発育不良や骨粗しょう症・血液の擬固性(出血が止まらなくなる)などの症状があらわれます。
鉄やヨウ素は体の発育や新陳代謝をつかさどり、鉄が不足すると貧血になり、ヨウ素が不足すると甲状腺ホルモンの機能に異常があらわれます。
マグネシウムの欠乏症では、カルシウムと同様に、骨の発育や形成に異常をきたし、狭心症・腎不全などが起こってきます。
セレンは、ビタミンEなどと協力し合い、血液の流れを改善しているので、不足すると血流障害になります。
亜鉛は、タンパク質や核酸の合成に関係していて、不足すると生殖機能や味蕾(みらい)の発達に異常をきたし、精子数の減少や味覚異常としてあらわれてきます。
銅は、骨がつくられる時に必要な酵素の成分の1つで、モリブデンは尿酸の生成に関係する酸化酵素の成分です。
マンガンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝に役立ち、エネルギー作りに関与しています。
ナトリウムやカリウムは、体液中のイオンとして働き、細胞内外のミネラル バランスを維持し、神経や筋肉の機能を正常に保つのに役立っています。
1970年以降には、バナジウム・フッ素・ケイ素・ニッケル・スズも必須ミネラルであることがわかったというくらい、分析の困難さもあいまって最近になってやっと注目され始めたのが「微量ミネラル」です。
以上の内容は、
ミネラルの働きや身体への影響に関する、わずかな一面でしかありません。
いずれにしても、
健全な細胞の働きを維持するために、バランスのとれた食事が望まれます。
少し古いニュースなのですが、期待を込めて・・・。
「田中耕一さんら新技術開発」がん、血液1滴で早期診断
健康診断などで行う血液検査の感度を従来の100倍に高める新技術を、ノーベル化学賞受賞者で島津製作所フェローの田中耕一さんらが開発、発表した。血液1滴でがんや生活習慣病などを早期診断したり、画期的な治療薬の開発につながる成果という。
記者会見した田中さんは「今まで諦めていたものが、これで見えてくる。大きな自信を持って紹介できる」と笑顔で語った。
田中さんらは、病気にかかると体内で新たな種類のタンパク質が作られ、その発見が診断や治療につながることに着目。人の免疫反応で重要な役割を果たす抗体を使って、10万種類以上のタンパク質から病気に関係するものだけを素早く見つけ出す方法を開発した。
2本の腕を広げたようなYの字形をしている抗体の中心部に、バネのような構造を人工的に作製して取り付け、腕が自在に動いて目的のタンパク質を探し出せるようにした。
この抗体を使って検査したところ、アルツハイマーの原因物質と見られるタンパク質を従来の100倍の感度で見つけ出すことに成功した。
田中さんが開発し、平成14年のノーベル賞受賞理由となった質量分析装置でこうしたタンパク質を解析すれば構造が判明し、治療薬開発も期待できるという。
東京大客員教授も務め、多忙な田中さんは「まだやりたいことがたくさんある。実験が好きなので続けていきたい」。日本の科学技術については「数多くの研究が世界の最先端を行っている。もっと自信を持ってよいと思う」と強調した。(産経新聞、11/9)
⇒早く・正確にがんの予兆などが発見できれば、対策も早くうてるので大変うれしいことです。
その前に、
私たち個人は、
「病気に関わるタンパク質が生まれないようにすること!」
日々の健康管理には十分配慮・・・ですね!
あとがき
皆様の中には、
パソコンやスマートフォンと長時間向き合う方も多いかと思います。
さらに、
寒い季節で固まってしまった身体・・・になっていませんでしょうか?
筆者の秘策? を少し、
肩こりや片頭痛に縁のなかった筆者ですが、数年前に何回か経験したことがあります。
原因は?・・・運動不足・筋力不足!
対策は?・・・腕立て伏せ!
です。
※年齢に合わせた軽い筋力運動で大丈夫です・・・たぶん。
背中の肩甲骨あたりを意識しながら筋力アップを図りましょう!
肩こり・片頭痛にお悩みの方は、まずお試しください。
それだけで治ったら、原因と対策はピッタリ!
しかも・・・無料。
心身ともに「健康」を目指して、次号もよろしくお願いします!
発行:エリアリンク社 代表 大久保隆
~ 記事中の1つでも、健康管理のお役に立てれば幸いです ~