『植物とミネラル』

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超ミネラル水や健康関連情報をお届けする無料メールマガジン!

2004.12.09号

~ 目次 ~

はじめに

早いもので今年も残りわずか、皆様いかがお過ごしでしょうか?

目前の慌しい年末年始や冬の寒さを乗り切ることはもちろんですが、花粉の気になるニュースもありますので、アレルギー体質の方は早めの体質改善対策が必要のようです。

ローマは一日にして成らず・・・体質改善も一日にして成らず

「超ミネラル水・ユーザー通信」でも触れましたが、私たちの身体を構成する細胞は、白血球や血小板のように数日で生れ変るものから、神経細胞・筋肉細胞のように180日~1年かかるもの、骨髄1.5年、頭髪に至っては男性約4年・女性約6年かかるものもあります。

有効な体質改善策が望まれます。

以下、本文です。

植物とミネラル

 植物

植物?・・と思われるかも知れませんが、植物の細胞活動にも栄養素としてミネラルが必須です。

大地や水からミネラルを吸収し、豊かに育った植物(野菜)を動物や虫が食べる。

その動物や虫から出された糞尿(ウンコやオシッコ)や死骸を、微生物が分解し、またミネラルが大地に戻される。ご存知の「食物連鎖」と呼ばれるものです。海でも同じことで、プランクトンが小魚に食べられ、小魚が大型の魚に食べられ、大型の魚が死んで腐敗するとプランクトンのエサになる。

私たち人間もこの食物連鎖の中で、野菜・動物・魚を食べて、水を飲むことでミネラルなどの栄養を補給し細胞活動を維持するのが本来の姿です。

現代も、この自然循環が正常になされていれば、ミネラルは空気のように当たり前に存在するものとして、あまり重要性が認識されなかったのではないかと思われます・・たぶん。

残念ながら、現代社会は食物連鎖の頂点にいる人間が循環を壊しています。

  • 農薬多用で微生物さえ生きていけない畑でとれた野菜
  • 栄養価は避けて、便利さを求める加工・冷凍・インスタント食品
  • 人工飼料・抗生物質で育成された家畜や養殖魚
  • 汚染物質垂れ流しや護岸工事で汚染された河川や海洋の魚介類

などなど挙げればきりがありませんが、もしかしたら動植物にしてみれば、「人間の行為が俺たちの生命を脅かすウイルスや細菌だ!」と思っているかも知れません。そして「人間をやっつける抗生物質を作らなきゃ!」などと。

一般のニュース記事から

 生活習慣病予防に目標量日本人の食事基準を公表(11/22)

厚生労働省は、2005年度から5年間使用する「日本人の食事摂取基準」を公表。糖尿病や脳卒中などの生活習慣病予防に重点を置き、とくに管理が大切な栄養素の「目標量」を新たに設定したのが特徴。基準の名称も従来の「日本人の栄養所要量」から変更。学校給食や保健所の栄養指導などに今後活用される。

厚労省生活習慣病対策室によると、赤ちゃんから70歳以上までの年代別、男女別にエネルギーと各栄養素の摂取量を定めた基準。これまでの指標は栄養不足にならないための「推定平均必要量」や、過剰摂取による健康被害を防ぐ「上限量」などが中心だった。

今回はこれらの指標のほか、生活習慣病予防で目指すべき摂取量を明確にするため、不足しがちな食物繊維やカルシウム、逆に減らすべきコレステロール、食塩などの「目標量」を示した。(共同通信)

⇒食材自体に含まれる栄養成分が減少している現状では、これらの基準や指導もむなしく感じるときがあるのは筆者だけでしょうか?


 抗がん剤、パクリタキセル投与で6人副作用死厚労省 (11/25)

卵巣がんや乳がんの標準治療薬として使われている「パクリタキセル」(販売名・タキソール)を99年以降に投与された患者6人が消化器壊死などの副作用で死亡したことが分かった。厚生労働省は、医療関係者に「医薬品・医療用具等安全性情報」を出して注意を呼びかけた。

厚労省が販売元のブリストル製薬から受けた報告によると、死亡したのは50~70代の女性5人と男性1人。卵巣がんや肺がんなどの治療のため点滴投与したところ、胃や腸が腐る消化管壊死や、腸がねじれて食べ物や胃液が通過できずに敗血症を起こす腸管閉塞(へいそく)などを発症。

パクリタキセルはがん細胞の増殖を抑える抗がん剤で、卵巣がんと乳がんのほか、肺がんや胃がんの治療薬としても認可されており、使用患者は推定約6万人に上る。

厚労省はまた、胃かいようなどの治療に使われている「ラベプラゾールナトリウム」(販売名・パリエット、販売元エーザイ)でも劇症肝炎による死亡例1例を確認したとして「医薬品・医療用具等安全性情報」を出した。(毎日新聞)

⇒肺がん治療薬である「イレッサ」でもそうでしたが、通常患者側からはこれらのリスクを事前に想像できないと思われます。


 がん細胞死なす仕組み解明人工脂質膜で熊本・崇城大(12/7)

崇城大工学部の上岡龍一教授(応用生命科学)らの研究グループは、リポソームという人工脂質膜が、がん細胞を自発的な死(アポトーシス)に導く仕組みを解明した。リポソームは正常細胞には作用しないため、副作用のない治療薬の開発につながりそうだ。

上岡教授らは1995年、自ら開発したリポソームにがん細胞をアポトーシスさせる効果があると発表した。今回は、リポソームの刺激を受け取るがん細胞の細胞膜上のタンパク質を特定。リポソームが細胞膜に蓄積すると、このタンパク質が細胞内の酵素に向けてアポトーシスに導く信号を発信、最終的にがん細胞のDNAが分解され、細胞はバラバラになるという仕組みを発見した。

上岡教授は「99年から実施しているリポソームの臨床試験では、数種類のがんについて延命効果があった。がん患者のためにも早く実用化したい」と話している。(共同通信)

⇒~の仕組み解明というニュースは結構あるようですが、常に実用化が大きな壁のようです。延命効果などと言わず、治すものを早く実用化してもらいたいと思うのは欲張りでしょうか。是非、頑張ってください。


 花粉飛散量、来春は最大30倍に(12/2)

来春のスギとヒノキの花粉飛散量は、全国的に平年の1.5~2倍に達し、花粉症の人にはつらい季節になりそうなことが、気象業務支援センターの村山貢司・専任主任技師の調査でわかった。

花粉の少なかった今春に比べ10~30倍となり、1965年から始まった観測で最多だった95年春に匹敵する見込み。猛暑で雨が少ない夏の翌春は花粉飛散量が多くなり、さらにその前年が冷夏だと雄花の花芽(はなめ)数が飛躍的に増加する。

今年も、昨年の冷夏、今夏の猛暑でスギとヒノキの花芽数が非常に多くなっていることが観察されている。村山さんは、夏の日照時間、降水量、気温と、NPO花粉情報協会の会員らから集めた花芽観察データを基に来春の花粉飛散量を予測。東京では花粉シーズン全体で、1平方cmあたり計6280個(平年3530個)の飛散が見込まれるという。(読売新聞)

⇒体質改善策は早めに着手した方がよさそうです。

その他

 あとがき

年末年始に向けて一言、

若い方へ:会社などでのストレス発散には良い期間、スキーなどでガンガン身体を酷使し、多少の暴飲暴食は無視して楽しく突っ走りましょう!

中高年の方へ:悲しいかな、暴飲暴食などはすぐ身体のアチコチに影響します。

ご自身に合った食生活・運動量・ストレス対策を実行しましょう!

俺はまだ若い!と思っているアナタ・・身体も「若い」と発信してますか?

心身ともに健康を目指して、次号もよろしくお願いします!


超ミネラル水通信・発行者

発行:エリアリンク社 代表 大久保隆

~ 記事中の1つでも、健康管理のお役に立てれば幸いです ~



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