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2006.3.13号
~ 目次 ~
はじめに
あれやこれやと考える間もなく・・・今年も終わり・・・また1つ歳とった。
身体をほぐすいい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
身体が固まったままだと、血行不良・筋肉の衰えが私たちの健康を脅かすことにもなりかねません。折角ですので、いい季節を利用しましょう!
ところで、私たちの健康を脅かす「病気の原因」は、次のように集約されるようです。
1) 遺伝子の異常 |
先天的なものは、ある種のアレルギーや自己免疫疾患などがあり、癌のほとんどは後天的なもの(生活習慣に起因した遺伝子異常)と位置づけられる。 |
2) 感染症 |
風邪をはじめ、ウイルス・細菌・寄生虫などの感染源は環境に無数存在。 |
3) 生活習慣 |
心臓病・癌・糖尿病・高脂血症など、食生活・ストレス・運動不足等に起因する生活習慣に係わるもの。 |
4) その他 |
上記原因等の複合 |
先天的な遺伝子の異常を除けば、私たちの病気の主な原因は「環境」と「生活習慣」に集約されるようです。
逆に見れば、「環境」と「生活習慣」への対策を図ることが病気の予防につながるということでしょう。日常生活での免疫力向上(環境への防衛策)や生活習慣の見直しが、各方面から叫ばれている背景がこのようなことから分かります。
前置きが長くなりましたが、今回も食事面をピックアップ!
身体の中から抵抗力を増強!・・・できればいいな・・・ということで、皆様からお寄せいただいたアンケート内容を前号に続きご紹介します。
『人に教えてもいい私の健康法』運動・ストレスに続く・・・第三弾。
以下、本文です。
人に教えてもいい『私の健康法(食事編2)』特集
Part2の発行が遅れましたが、まずはたくさんの健康法をお寄せいただいたことに改めて御礼申し上げます。
食事面からの健康維持に、是非お役立てください。皆様方の食に関する知恵の中に、健康維持のためのヒントが必ず存在すると確信します。
※お寄せいただいた方には年齢差(20-60歳程度)等の違いがあります。ご自身に合わせて参考にしてください。
※リアルさを保つ為、なるべく文面加工は行わないでご紹介しています。
※一部のご紹介しかできませんがご容赦ください。
ドリンク編
- 朝起きて一番にお湯を飲むと便秘知らずですよ。
- やはり、朝起き掛けと寝るときには水を飲むことです。
- 飲料はできるかぎり糖分のないもの(水、お茶)を飲むようにしている。
- 私の健康法(食事で気をつけていること)は水を飲む事です。ダイエットにもつながるのですが、ご飯を食べる前と食べてる最中にも水を飲んでいます。食べすぎないようになった気がします。
- 日頃から水分をとるのが苦手な私、冬は得に少ないので水筒やペットボトルにうつしてのんでいます。一日の量もわかるので水分補給の意識も高くなったのでは?オススメです。
- ダイエットのために、毎日2リットルの水を飲み始めて4か月が経過するけど、朝、飲んだときの飲み口?飲み応えっていうのかな?あれで、その日の体調とか気分的なものが、わかるようになってきたっぽいのが、嬉しい。気のせいでも、そういう風に小さなことからやっていける様に、変化してきたことが楽しい。
- 最近は豆乳にはまり飲み続けています。
- 100%ジュースを飲んでビタミンを手軽にとる。
- 医食同源といいますが、ダイエットに青いみかんを丸ごとミキサーして飲んでます。
特製ドリンク編
- 毎日手づくり野菜ジュース!にんにくがポイント。
- 幼児用ミルクを大人用に計量し一食に変え一週間続けると、腸の働きが良くなり体全体にとって免疫力が上がるなどグッドですよ。
- 少しでもバランスのいい食事を取れるようにするために、自家製ジュースを作って毎日のんでいます。その時、家にある野菜や果物を使うので毎回違った味になって飽きることがありません。しかも一度にいろいろな食品が手軽に取れるので、これからも続けていこうと思っています。
食材・調理編
- 毎日、納豆を食べる。
- 味噌汁を毎日のむ。
- 野菜を多めに塩分控えめ。
- なるべく油物を取らないようにしています。
- 若干高血圧なので、塩分の多いものを控えています。
- 旬のものを食べるというのは、やはり身体にいいと思います。
- 日常の食事では、納豆、レバーを毎日食べ、コントレックスを飲んでます。
- 日常の食事について、私はビタミンEを必ずとるように、毎朝納豆を食べています。いろいろ食事の仕方はあるのですが、やっぱり一番はそのまま食べる!これが一番便秘にも、肌にも効くようです。
- 私の健康法は、毎日納豆を食べる事です。大豆イソフラボン効果を狙って、血液をさらさらにしています。本当に効果でているのかな??? 温野菜も積極的に取り入れるようにしています。冷え性なので、生姜・ニラなども取り入れています。
- 一日30品目ぐらい取るようにすると良いと聞きましたが、なかなか難しくすぐに断念してしまいました。今は、毎食必ず納豆を食べています。納豆だけを食べるのではなく、普通に食事をとり納豆も・・・という感じなので続けるのも簡単です。何がいいってハッキリわからないのですが、ここ数年風邪もひいてないし、便秘もありません。
- 雑穀米を食べているとおかずをそんなに食べなくても十分栄養が取れる。
- ご飯を炊くときに十穀米というものを混ぜて炊いてます。後は、たまに精進料理になってしまうとかです。
- 一人暮らしなので、外食がどうしても多くなります。そこで、家にいるときは玄米を食べて少しでも栄養価の高いものを食べていきたいと思っています。
- 魚、野菜を多く摂ります。
- 季節の果物・野菜をたくさん摂るようにしています。
- 野菜を取るように心がけできるだけ生に近い状態で食べる。
- 毎日キムチを大量に食べているのでとても元気です。あと食べたいものは我慢しない(笑)
- りんごを毎日食べる。そのまま食べると冷えるのでレンジで適当な時間暖めてから食べる。
- 食事では、夕食に『もずく酢』を取る様にしてます。
- 野菜は100円市で購入したり、ベランダ栽培をして、無農薬のものを使うようにしています。
- 揚げ物は一週間に一回。それ以外はなるべく煮物や酢の物などを多く食べてます。
- 毎日とにかくネバネバ系を一品とるようにしています。
- 私は前まで、「健康番組などでいろんな食べ物をとりあげているけど、どれも平等に適当に食べればだいたい健康でいられるんだ。」などと、かなり大雑把な考え方でしたが最近は以前の私が見たら信じられないほど健康オタクです。(笑) そのきっかけはグレープフルーツジュースです。私は泳ぐのが好きでしょっちゅう市営プールに行くんですが、その時に泳ぎ終わった後に飲むグレープフルーツジュースがとても美味しく感じられるのです。それですっかり目覚めてしまい、毎朝ジュースを飲んでいます。飲むと気のせいかお肌の調子も良く、便秘に悩んでいたのが消えています。それにうれしい事になんと月に3キロもやせてしまったんです。ズバリ私の健康法はグレープフルーツジュースです。
- 私の健康法は、石田ゆり子さんの本でいちおしの紹介をされていた超美味しい納豆オムレツです。健康なものを、美味しく摂れます。納豆1パック・たまご2個・刻みねぎをこれでもかってくらいた~っぷり、塩こしょうのオムレツは友達にもかなり好評、石田ゆり子さんも本当はおしえたくないくらいって書いてありました。
- 寒くなってきたので、鍋をよくするようにしてます。おなか一杯になるし、ほとんど野菜。スープも飲むので栄養を逃さないような気がしてます。自分はこれで風邪予防としてます。
- 若さに負けて肉やジャンクフードをたくさん食べていましたが、自分でお金を管理するようになってから自炊をするように心がけていたところ、財布も温かく、体も健康的になってきました。野菜をたくさん食べる、嫌いなものはみじんぎりにしたりカレーなどの味の濃いものに混ぜて食べるようになってからは体も軽くなったし面倒なことも進んでできるようになり2度も3度もオイシイ事でいっぱいです。若い人間にはその当たり前のことが出来ないものなのですね・・・。
- 私の健康法は、毎日の黒ごまです。栄養がある食べ物なので、毎日サプリメントのようにとっています。
- 朝食のヨーグルトにきなこ・黒ゴマをかけて食べる。
- 毎日青汁をのんでいます。朝食は玄米フレークに豆乳をかけて。お通じがよくなります。
- できるだけ種類を多く。一口でもいいからいろんなものを食べてます!
調味料編
- 食物油関係はほとんどオリーブオイル(エキストラ・バージン・オイル)を使用しています。
食事量編
- 一日二食
- カロリーのとりすぎに気をつけています。
- 食べ過ぎない、運動量にあわせて運動前に充分な食事をとる。
- 加齢と共にスタミナそのものの減少と記憶力の低下がとても気になる。健康法としては世間一般に言われてる様に階段を利用する。ちょこっと小走りで歩く・・・などです。あとは食事制限および摂取カロリー減少などです。
- ドクター中松は30年以上食べた食事を写真にとって、食事とそれが体に与える影響を研究されていたようですが、一日一食が健康にいいという話です。みのもんたさんも、あれだけ健康に関する番組をされている中で、わかったことは腹6分目がいいということでした。わたしももう5年以上、一日ニ食の生活です。薬を飲むほどの大病はしておりませんので、食べ過ぎないというのは健康にいいのかもしれません。
達人編
- 1)朝食だけは、必ずキチンと摂り、昼食は腹八分目、そして夕食は後寝るだけなので、必要最小限の食物しかとらない。いずれの食事も原則、魚類中心にする。 2)1日最低30分は、ストレッチなど、体をほぐすして、「汗」を出す。 3)早寝早起き。 4)原則「米」を中心とする。あと、フルーツはなんらか摂る。 5)原則「添加物」入りのものは、摂らない。
複合編
- 野菜を、毎日たくさん摂るように心がけています。さらに、食事を食べすぎないように、腹八分目になるよう食べる量を調節しています。
- 毎日、野菜を中心にし、友達と外食する時は、好きな物を食べるようにしています。水も必ず、2リットルは飲むようにしています。美肌と健康の為に水と食べ物には、とくに注意しています。
- 便秘体質なので食べ物では海藻をとり、1日1リットル以上は水を飲むようにしています。とくに海藻でもメカブは本当に効果ありです。
- なるべく自炊したり、コンビニ等で買い物をする際でも食品添加物・保存料の入っていないものを優先して購入しています。
信念・習慣編
- 野菜は肉の3倍食べてます。
- 食事で気をつけていること→早食いは良くない!
- 肉料理にも魚料理にも必ず野菜を加えて料理するよう心がけています。
- 残さない。野菜の皮も徹底的に微塵にして使います。捨てればゴミも、食えば栄養。
- 外出してのどが渇いても絶対ジュースを飲まない。お茶か水(ほとんど水)にするように気をつけています。
- きのこ、海草、野菜でおなかいっぱいにする。食物繊維が豊富で、低カロリーだからダイエットにいいはず。
- 食事で気をつけていることは、3食きちんと食べ、バランスの良い食事を取る。夜遅くには食べない。
- 健康法は、「運動して空腹感がある状態で食事を行う。」「ごはんのおかわりはしない。」です。毎日豆乳を飲んでます。
- 水分をしっかりとって規則正しい生活(毎日決まった時間に食事して3食しっかり食べる しっかり睡眠をとる)食事は嫌いな物も食べるようにする。
- 偏った食生活にならないようにできるだけ野菜を食べるようにしています。あと暴飲暴食になりそうなときは、たくさんお茶を飲んで気分転換しています。そのせいなのか体重も以前より安定し、体調もよくなってきてます。
- 食事に関して気を付けている事は、「何十回もしっかり良く噛んでから飲み込む」という事です。噛みながら美味しい食材をよく味わい、食べ物がジュースの様に粉々になってから飲み込む様に心掛けております。また、毎回の食事の栄養バランスを考えて取るようにしています。たとえば、お肉を食べた時には、必ず野菜や根菜類を多めに取るようにします。その様な単純なことしか実際出来ないものですね。
ガンバッテ編
- 大学生でお金もなく、インスタント等で食事はすませている。数年後が心配。
- 人に教えられるような健康法って、何もない事に気付きました。あ~ぁ情けない~面目ない。
- 食事のバランスをどう食べればいいのかが、わかりません。野菜も食べてはいますが、足りているのか。塩分の取りすぎも気になります。
- 最近、白米を食べないでパン食ばかりで済ますことが多いんですが、やっぱり健康に悪いのか知りたいです。あと、冷え性には白米を食べると治ると聞いたことがありますが、一日にどのくらいの量の白米を食べていいのか、是非知りたいです!
- 健康のことで気になることといえば、過食症なのでかなり食べ過ぎてしまうことですね。胃や肝臓などいためたり、肥満になりすぎないか心配です。食事で気をつけていることは、野菜をたくさん取ること! 1日に3本ぐらいは紙パックの野菜ジュースを飲んでます。あと、毎朝、牛乳&ヨーグルトは欠かしません。
食材も、輸入ものが多くなったり、肉より魚介類の方が高くなったり・・・時代と共に変化する食べ物を種々選択するのも大変ですが、皆様のたくさんの知恵も参考にさせていただきながら乗り越えましょう!
それにしても、以前中国でのTVインタビューで「野菜は農薬がついてるから生では食べない」と現地の女性が答えているのを見てショックを受けました。
その中国から輸入された野菜を結構生でも食べてるような気がするのは筆者だけでしょうか? ビタミンやミネラルが十分含まれてるかという以前の問題カモ。
一般のニュース記事から
生活習慣病対策!
日常生活に、なにげなく・・・さりげなく・・・組み込みましょう!
1日1万歩か週30分水泳、生活習慣病予防で運動基準(1/19)
毎日8000-1万歩を歩くか、1週間に1度、30分程度のジョギングや水泳を。
厚生労働省の検討会は、生活習慣病の予防のためには、日常生活やスポーツなどでどの程度、体を動かすべきかを示した成人向け運動基準を策定。国民の3分の2が運動習慣を持っていないことが分かっており、厚労省は基準に沿った一般向けの指針を3月までに作り、運動普及を促進する。
基準は、最大酸素摂取量を基に「安静1時間」を1.0とする「運動強度」で示した。生活習慣病予防には、約3.0の日常生活での活動を1日1時間か、1週間に4.0のスポーツを1時間必要とした。1時間当たりの運動強度は、日常生活の場合、子供や動物を連れた程度の散歩が3.0、床磨きや風呂掃除は3.8、子供や動物と活発に遊ぶ5.0、スコップでの雪かき6.0など。(共同通信)
⇒『さあ~運動しよう』と構えたり、排気ガスや騒音があふれる中で運動すると、逆にストレスを感じる方もいらっしゃるかもしれません。この場合、日常生活の中で、体を動かす作業を見つけた方がベター・・・ですネ。
「PET検診」がんの85%見落とし、がんセンター調査(3/3)
国立がんセンター(東京)の内部調査で、画像検査PET(ペット、陽電子放射断層撮影)によるがん検診では85%のがんが見落とされていたことが分かった。PET検診は「全身の小さながんが一度に発見できる、がん検診の切り札」と期待され、急速に広がっているが、効果に疑問符がついた形だ。
PETは、放射性物質が含まれた薬剤を注射し、がんに集まる放射線を検出してがんを発見する装置。同センター内に設置された「がん予防・検診研究センター」では、2004年2月から1年間に、約3000人が超音波、CT、血液などの検査に加えPET検査を受け、150人にがんが見つかった。ところが、この150人のうち、PETでがんがあると判定された人は23人(15%)しかいなかった。残りの85%は超音波、CT、内視鏡など他の方法でがんが発見されており、PETでは検出できなかった。
がんの種類別では、大腸がんが見つかった32人のうち、PETでもがんと判定された人は4人(13%)。胃がんでは22人中1人(4%)だった。PETによる発見率が比較的高いとされる肺がんでも28人中6人(21%)、甲状腺がんで11人中4人(36%)にとどまった。
PETは1994年ごろから使われ始め、現在は100近くの医療機関が導入、多くでがん検診にも使われている。がん検診には保険がきかないため、10-20万円程度の費用がかかる。日本核医学会の調査では、2004年9月の1か月間だけで4600人が受診した。PET検診と温泉ツアーなどをセットにした旅行企画も売り出されている。
国立がんセンターの村松幸男検診部長は「PETでは『小さながんを見つけやすい』と言われてきたが、早期がんでは他の検査に比べ検出率が低かった。PET検診の意義は小さいのではないか」と話している。民間医療機関のがん検診では、がんのうちPETで検出されたのは64%、48%などのデータがある。国立がんセンターの超音波、CTなどを併用した検診では、がん発見率は一般の医療機関に比べ高いため、相対的にPETでの発見率が低下した可能性がある。(読売新聞)
⇒検査技術の発達に期待しつつも、やはり・・・癌(がん)にならないような生活習慣病対策が一番でしょうか?まずは・・・一歩を!
「先進国の寿命100歳へ」2030年までに、米学者が予測(3/8)
がん治療などの医療や老化防止研究が現在のペースで進み普及すれば、人間の平均寿命が2030年までに100歳前後になる可能性が高いとの予測を米スタンフォード大のシュリパド・トゥルジャパーカー教授(生物学)がまとめた。
ただし、恩恵は高価な先端医療を受けられる先進国に限られ、“命の南北格差”は拡大する見通しだ。
同大広報部が明らかにした教授の研究によると、世界各地の人口増加率や経済レベルのデータに医療や老化防止の進歩と普及の予測を当てはめると、現在80歳前後の先進国の寿命は10年から30年にかけて飛躍的に延び、100歳前後に達すると推測できるという。(共同通信)
⇒2030年といえば、それほど遠くない将来のようですが、皆様は100歳までのご自身を想像されたことがありますでしょうか?
もともと人生設計のない筆者・・・100歳までメルマガ発行・・・なんて。
その際には・・・是非読者の方もお付き合いください・・・?
その他
あとがき
筆者は、ゴミ捨ての時にいつも5歳の息子に付き合ってもらいます。
筆者:「力がないからゴミが持てない・・・手伝って!」
息子:「これぐらい軽いよ」「パパも、もっと自信もったら?」
手伝わせるまでは良かったが、教えた記憶がない言葉で、逆に励まされ・・・複雑。
心身ともに健康を目指して、次号もよろしくお願いします!
発行:エリアリンク社 代表 大久保隆
~ 記事中の1つでも、健康管理のお役に立てれば幸いです ~